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セゾンのMONEY CARDは即日融資可能?仕掛け上難しい

セゾンにはMONEY CARDとMONEY CARD GOLDの2種類のカードローンが有りますが、どちらの場合も郵送でカードを受け取った後で利用が可能になるため、申込日の即日融資の利用はまず無理です。
またMONEY CARDとMONEY CARD GOLDは合計3種類の利用限度額があり、審査に通れば最低でも100万円の利用限度額になるため法的な収入要件を満たしているか注意しなければなりません。
セゾンも店舗などには自前のATMを設置していますが、銀行などに比べて数が非常に少なく、多くの利用では提携ATMから行わなければなりません。
しかしセゾンの場合には利用手数料がかからないため、提携ATMでも安心して利用できます。

MONEY CARDはカード受取りが利用の前提!即日融資は無理

クレディセゾンにはMONEY CARDというカードローンを展開しており、申込方法はインターネット経由を含め3種類が用意されていて、申込者が利用しやすい申込方法が選べるようになっています。
ただし、どの申込方法を利用しても、カードは郵送になるため、手元にカードが届くまでにはそれなりの時間が必要です。そしてMONEY CARDはカードを受け取ることによって利用開始ということになります。
このためMONEY CARDを利用して融資を受けるためには、郵送されるまでの時間が必要になり、即日融資の利用は事実上無理ということになってしまいます。

申込方法は3種類

MONEY CARDの申込方法は次の3つが用意されています。MONEY CARD GOLDも基本的に同じです。

申込方法 審査の連絡方法 カードの受取方法
店頭カウンター(西友・パルコ等) 電話or郵送 郵送
電話 電話or郵送 郵送
インターネット経由 メール 郵送

まずセゾンは西友やパルコなどの店舗を持っていますので、これ等の店舗にカウンターが用意されていますから、そこに行って申込みを行うことができます。ただし審査結果は電話か郵送で数日かかる場合も有ります。
電話での申込みの場合には申込み専用のフリーダイヤルが用意されていますから、そこに電話を掛けます。携帯電話やPHSでも利用することができます。審査結果は店頭での申込みと同じように電話か郵送になり数日かかる場合が有ります。
インターネット経由の場合にはホームページ上から申込みができるようになっていて、審査終了はメールで連絡され、そのメールに審査結果の確認方法が記載されています。

どの申込方法でもカードは郵送になる

表に示したようにカードの受け取りはどの申込方法を選んだとしても結局郵送で行われることになり、審査が当日中に終わったとしても、カードの受け取りには時間が必要ということになります。
このカードには返信用封筒が同封されていてこの中に記載されている必要書類を入れ返送します。この必要書類がセゾンによって確認されるまで、利用限度額は制限されます。
必要書類は次の2種類です。

  • 本人の確認書類
  • 本人の現在の収入の証明書類

すぐに返送できるように予め用意しておきましょう。

カードの受け取りで利用開始

MONEY CARDの利用はこのカードの受け取りが確認された時点から可能になります。
したがって、セゾンのMONEY CARDの場合、どうしても利用までに郵送が挟まるため、申込み当日の即日融資の利用は難しくなります。
MONEY CARDの利用方法としては次の2つが用意されています。

  • ATMからの融資の引き出し
  • オンラインでの振込依頼

このうちオンラインでの振込みについては、この方法がサポートされている為、申込みの当日でも即日利用ができると勘違いしている人や説明を見かけることが有りますが、このオンラインでの利用もカード受け取り後でなければできません。

即日融資
即日融資は現在のカードローンでは珍しくなくなってきていますが、そのためには次のような問題が有ります。

  • カードの受渡し
  • 銀行の場合は普通預金口座の開設が必要な場合が有る

このため、各金融機関は最初は銀行振込だけの利用で即日融資を行っていたり、カードの受渡しを自動契約機を利用して店頭で行ったりしています。
しかし即日融資をはじめから考えていないような金融機関も有ります。ここで説明しているセゾンもそうですが、最近増えてきたいわゆるネット銀行も郵送によって本人確認を行うため、即日融資はできなくなっていたりします。

セゾンのMONEY CARDはどんなカード?内容を理解しよう

即日融資には対応していませんが、MONEY CARDには他には無いような特徴も有るので、まずはどんな内容のカードローンなのかを調べておきましょう。
MONEY CARDはMONEY CARDと利用限度額の大きいMONEY CARD GOLDの2種類が有り、前者の利用限度額は100万円、後者は200万円と300万円の全部で3種類の利用限度額に対応しています。
返済方式は定額リボルビング方式と呼んでいますが、いくら借入れしても常に一定額と言う方式ではなく、残高にスライドされて返済額が加算されていく方式で使いすぎると負担が大きくなります。
またクレディセゾンは流通会社であり融資については貸金業法が適用されますから、MONEY CARDには利用限度額が100万円以上しかないため、契約にあたっては必ず収入の証明書が必要になります。

MONEY CARDとMONEY CARD GOLD

ではMONEY CARDとMONEY CARD GOLDどのような違いが有るのでしょうか。違う部分について次の表に示します。

項目 MONEY CARD MONEY CARD GOLD
利用限度額 100万円 200万円/300万円
金利 15.0% 8.47%/6.47%
申込可能年齢 20歳以上64歳以下 27歳以上59歳以下
年収制限 無し 600万円以上
申し込み制限 学生は申込めない 学生/主婦/年金収入のみは申込めない

これによればMONEY CARDとMONEY CARD GOLDのどちらかの審査に通過すれば少なくとも100万円の借入が可能ということになります。
他の消費者金融や銀行の場合には、最初の審査で決定される利用限度額と言うのは、100万円はおろか50万円でもなかなか厳しいので、どうしても100万円が必要というような場合には狙い目かもしれません。

返済方式は定額リボルビング方式

利用にあたりもう一つ確認しておきたいのが返済方式です。MONEY CARDの返済方式は定額リボルビング方式と呼ばれるもので、他の消費者金融にみられる単純な元利合計で月々一定額になるようなリボルビング払いとちょっと違います。
この方式は利用が有った月の月末を締切日としてその時の残高に応じて次のように返済額が決まる方式です。

締切日残高 返済額
10万円 4千円
30万円 12千円
50万円 14千円
100万円 29千円
150万円 40千円
200万円 50千円
250万円 65千円
300万円 75千円

借入が無かった月の場合には、その前月と同じ金額の返済となります。詳細についてはMONEY CARDのホームページで確認して下さい。

必ず収入を証明する書類が必要になる

セゾンは良く知っていると思いますが、流通大手ということになりますが、お金の融資については銀行ではありませんので、消費者金融などと同じように貸金業に分類されます。
したがって融資に当たっては貸金業法の適用を受けます。貸金業法には50万円以上融資する場合には融資可能額は年収の3分の1までとする総量規制と言う規制が有ります。
つまり貸金業者が50万円以上貸そうという場合には、その申込者の年収を確認して、融資できる金額を確認する必要が有るのです。MONEY CARDの場合にはMONEY CARD GOLDも含めて融資は100万円以上の枠になります。
またMONEY CARD GOLDはこの法的規制に加えて収入要件として600万円以上の収入を要求しています。
したがって、MONEY CARDあるいはMONEY CARD GOLDの申し込みの際には必ず収入を証明する書類が必要になります。

貸金業法
消費者金融など貸金業者を管理する法律で、消費者金融がかつてサラ金と呼ばれていた頃、高金利で厳しい取り立てを繰り返し、社会問題になったのを契機に制定されました。
貸金業法は改正されるたびに消費者金融の商売を縛り付けてきましたが、直近の改正では本文で説明した総量規制やそれまで裁判沙汰にまで発展していたグレーゾーン金利の撤廃などが行われました。
これによって消費者金融は低金利の商品しか扱えなくなり、さらに収入が伴っていなければ融資ができなくなってしまったため、大手から中小に至るまで軒並み経営に行き詰ってしまい、一部の大手は銀行が救済しました。
このとき消費者金融業界は約半数の業者が消えてしまい、貸金業法の改正が消費者金融業界に与えた衝撃の大きさが良く分ります。

セゾンのMONEY CARDの特徴!配偶者も安心?

MONEY CARDの特徴としてまず挙げられるのがパートナーカードというものが有ることです。
これは例えばご主人がMONEY CARDを申込んで、専業主婦の奥さまがパートナーカードを使ってご主人の枠内で融資を受けることができます。
またセゾンのATMは店舗などにあるだけでATMを利用して融資を受ける場合には主に提携ATMを利用する必要が有りますが、この時の利用手数料は無料になっている為、安心して利用することができます。
さらに振込依頼で融資を利用する場合もオンラインで依頼をした後数十秒以内で振込みが行われるため、待たされることも有りません。必要な時にすぐに利用出来るというわけです。

配偶者向けにパートナーカードが有る

カードローンは返済を伴いますから、申込みの条件には通常安定収入の必要性が明記されています。MONEY CARDも例外ではなく、収入が無ければ申し込み資格はありません。
このため専業主婦のように家計を支えているのに収入が無いために融資の申し込みもできないというような状況に置かれる人もいます。
貸金業法の総量規制には専業主婦は配偶者の収入の枠を利用して融資ができると明記されていますが、実際のカードローンでは返済の問題から専業主婦を排除しているような場合が少なくありません。
【関連記事】
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しかしMONEY CARDにはパートナーカードというものが有って収入が無かったとしても、ご主人に安定収入が有ってご主人がMONEY CARDの利用者であればその枠内で配偶者も利用出来るようになっています。
パートナーカードの申込みは次の3つの方法から選ぶことになります。

  • セゾンカウンター
  • 郵送
  • 電話

インターネットからの申込みはできませんので注意してください。

ATMの利用手数料はかからない

もう一つMONEY CARDの特徴としてはATMの利用手数料が有ります。
カードローンの場合、ATMから融資を引き出すのが普通の利用方法ですが、このATMにはカードローンを提供している金融機関の自前のものと、提携している金融機関のものの2種類が有ります。
そして自前のものの場合には時間さえ気を付ければ利用手数料なしで利用できますが、提携ATMの場合には通常利用手数料がかかります。
最近では金利が低いですから、利用方法によっては利息よりもATMの利用手数料のほうが高いというような事も時々あります。
このため、カードローンを選ぶ際にはできるだけ利用手数料のかからないカードローンを探したほうがお得に利用ができます。
MONEY CARDはセゾンのカードローンですから、セゾンのATMの利用は当然手数料はかかりません。しかし自前のATMと言うのはセゾンの関連店舗にしか設置されません。

このため利用は殆どの場合提携ATMということになるでしょう。それでは手数料がかかってしまうと考える人も多いと思いますが、実はMONEY CARDの場合提携ATMを利用したとしても利用手数料はかかりません。
この点でMONEY CARDは利用者には使い勝手の良いカードローンと言えそうです。
ATMの利用手数料のカードローンでの扱い
金融機関の提携ATMの利用手数料に対する考え方と言うのは次の2点に集約されます。

  • 利用者負担
  • 無料

無料の場合には利用時から無料にするか、利用時は利用手数料を利用者が支払いそれを後日金融機関側がキャッシュバックするという方式が有ります。
また利用時から無料にする場合には、実際には利用者ではなく金融機関側が提携先金融機関に支払っている場合と、提携先との契約により相互に手数料を廃止してしまう方法があります。
いずれにしても利用者として納得がいかないのは窓口で人の手数をかけているわけではなく、ATMの操作を自分でやっていて、処理も計算機がやっているのに手数料という名目でお金を取られることです。
掛っているとすればATMと計算機の電気代および通信費ぐらいのはずなのですが。

オンラインでの振込依頼の場合数十秒で振込み

利用を始めてしまえば説明したようにATMでの利用に加えて、オンラインでの振込依頼での利用が行えるようになります。
オンラインでの利用では、なかなか振り込まれなくていらいらしてしまうようなカードローンはそう有りませんが、中でもMONEY CARDは数十秒以内に振り込むと明記されています。
つまり1分は掛らないと言っているわけです。
しかも振込手数料も掛りませんから、家に居ながらにして、自分の口座にお金を振り込んでもらうことができるというわけです。
ただし、振込みと言うのは良く知っていると思いますが時間制限が有ります。それに間に合わなければ、振込まれるのは翌営業日になってしまいますから、時間だけは十分注意しなければなりません。

即日融資に拘るのはお勧めできない!選択肢を狭める

このようにセゾンのMONEY CARDには多くの特徴が有り、即日融資は難しいですが、それを除けば使い勝手はかなり良いカードローンということができます。カードローンは使い勝手が大変重要なのです。
そこでよく考えてもらいたいのは即日融資を利用する場合、こういった使い勝手の良さそうなカードローンを選択肢とできない場合が有るということです。これは後々の損失にも繋がる重大なことです。
そこで重要なのは即日融資を利用しなければならないような状況に追い込まれないようにすることです。お金が必要であれば事前に準備ができる時間を取れるように注意しなければなりません。

カードローンは自分の使い勝手が大切

カードローンというのは他のローンのように一度借りてあとはずっと返済が続くというタイプというものとは違います。借りては返すという利用をずっと続けることになるのです。
一度だけ借入れするという場合には借入時にちょっと面倒でも仕方が有りませんが、何度も何度も借入れしては返すわけですから、借入れが面倒と言うのはそれだけで大きな損失に繋がります。
従ってカードローン選びと言うのは、自分の利用方法で使い勝手が良く快適に使えるのかどうかということが大変大きな問題になります。
このため自分にとって良いカードローンを見つけるには、できるだけ多くのカードローンを比較しながら自分の要求を満たすかどうかを検討するしたほうがよいのです。
たとえばセゾンのMONEY CARDは利用限度額も大きいですし、提携ATMの利用手数料も掛りませんから、かなり使い勝手が良いはずです。利用候補を探す場合にはぜひとも選択肢に入れておきたいカードローンです。

即日融資に拘って選択肢を狭める必要は無い

このようにカードローンを選ぶ際には選択肢はできるだけ広くして、その中から選びたいものですが、残念ながらこの選択肢を狭めてしまうのが即日融資の必要性です。
即日融資を提供しているカードローンは増えてきてはいますが、やはりまだ一部のカードローンに限定されています。

したがって即日融資を優先するのであれば、選択肢は当然狭まってしまいます。ここで紹介しているMONEY CARDも使い勝手がよさそうなのに即日融資に対応していないために、諦めざるを得ない訳です。
ですから即日必要という事態にならなければ、もっと多くの選択肢の中から選ぶことが出来るということを忘れてはいけません。
即日融資のタイムリミット
即日融資が可能なカードローンと言う場合、大概は銀行振込を使って指定口座に振り込むという方法で行っています。しかし銀行振込の場合は時間制限で15時以降になると翌営業日になってしまいます。
しかも申込みから行うとなると、もっと早い時間がタイムリミットになります。ではそれ以降は即日融資は無理なのかと言うとそうでもありません。
銀行振込はもう使えませんから、あとはATMから利用するしかありません。その場合にはカードが必要になりますから、方法は1つに絞られます。それは金融機関の店頭に行って自動契約機を使って契約する方法です。
自動契約機は金融機関によって終了時間が違いますが、銀行の場合21時、消費者金融の場合22時まで稼働させているところが有り、この時間まではカードを手に入れられる可能性が有ります。
このあたりが即日融資のタイムリミットと考えられるでしょう。

即日融資を利用しなければならないような状況にならないことが大切

ではどうすれば良いのでしょうか、お金がその日になって急に必要になるというのはかなり特殊なケースです。例えば何か商売をやっているという場合にはたまには有るかもしれませんね。
しかしカードローンは通常事業資金には使えませんから、即日必要と言うのはそうそうある話ではありません。したがって即日融資が必要になるのは、先を見通す力が無いと言わざるを得ません。
少しでも先が読めれば、何時頃いくらくらいのお金が必要になる可能性が有るかもしれないというようなことは分る筈です。
したがってもしそういう気配を感じたら、早めにカードローンを申込んでおけば、いざと言う時にも慌てる必要は無いわけです。
借入はしないに越したことは有りませんが、即日融資が必要と言うのはかなり追い詰められた状態でしょう。そうなる前に先読みをして手を打っておくことは必要なのです。
ここでセゾンのMONEY CARDの即日融資について纏めておきます。

  • セゾンのMONEY CARDはカードを受け取った後でなければ利用できず即日融資は難しい
  • セゾンのMONEY CARDは最低でも100万円の利用限度額が有る
  • セゾンのMONEY CARDにはパートナーカードが有り配偶者も利用出来る
  • 即日融資に拘るとカードローンの選択肢が狭まり良いカードローンが選べない可能性が有る

セゾンのクレジットカードは使っているという人は多いかもしれませんが、カードローンも即日融資には対応しませんが、ここで説明したように使い勝手が良さそうな内容を持っているので、必要な場合には利用を検討してみましょう。

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